何のために、わざわざ香港の銀行に口座を開いて利用するのか考えてみましょう。
これは「どのような口座を作ればいいか」を知る上で重要となりますので、あなたの目的をしっかり認識する必要があります。
必要もないのに色々なサービスが受けられる口座を作っても、結局は持て余すだけですし、その分、多くの預金額が必要となります。
香港の銀行では、口座の種類によって預けなければならない最低金額が変わってきますし、キャッシュカードを使えば、使用料を取られる場合もあります。
日本と同じ感覚でいると、思わぬところで出費がかさむかもしれません。
つまり、できるだけ無駄を省いて口座を持つことが、運用成績を向上させることにつながります。
通常、日本で銀行を使う場合、
1.預金口座として利用をする
2.クレジットカードや公共料金の引き落しなど決済手段として使う
3.住宅ローンなど相談口座として使う
場合がほとんどだと思います。
香港で銀行口座を作った場合もほぼ同じです。
1.利率の高い銀行口座として利用をする
2.外貨支払いのキャッシュカード引き落し口座として利用する
3.香港での資産運用のためのメインバンクとして利用する
日本で銀行を使う場合、給与の振込み、家賃の支払い、光熱費の自動引き落し、キャッシュカードの利用支払いなどの決済手段がメインでしょう。
しかしながら、日本に住んでいながら海外の銀行を使い倒す機会はあまりないと思います。
理由は簡単、外国での支払いが発生しないからです。あるとしたら、旅行のときにお金を引出すくらいがせいぜいでしょう。香港に住んでいない場合、香港の銀行を使って、生活に必要な決済をする必要がありません。また、キャッシュカードも持っていなければ引き落し口座もいりません。
となると、大部分の利用目的が、1の利率の高い銀行口座として利用するしかなくなるわけです。
もちろん、開設した銀行を使って、ファンドや株をバシバシ売買する場合は別ですが、日本にいてもあまり情報の入らない海外のファンドや株を、英語や広東語(中国語)を読んで売買できる人はどの位いるのでしょうか? あなたは、英字新聞や中国語の新聞を日本語と同じように読めますか?
私は、ちっとも読めません。ですから、銀行口座を確認するときは、預金額がどの位の額になったか、確認するときだけです。
あなたの資産運用のために、香港で銀行口座を開設する必要があるか、再検討してみてください。銀行口座は無くても、資産運用をすることは可能なのですから。